随想「すすめ」

本日の稽古で、一つ大きな気づきがありましたので書き留めます。 例として座技呼吸法で説明します。捕りは実施にあたって、受けに対し簡単な質問を投げかけます。そして、受けが「はて?」と考え込んだ瞬間に技をかけるのです。驚くほど...

随想「合氣道は護身術に非らず」

合氣道は護身術として紹介されることもあり、そう言う動画はネット上にたくさんあります。ネットに限らず、新聞や雑誌などでもそのように紹介されていたりもします。しかし、私は合氣道は格闘技的な意味合いでは護身術ではないと考えてい...

随想「脇付」

大人になってからというか、ごく数年内のことではあるのですが、ひょんなことから手紙などをしたためる際に、宛名には脇付けを付けるのがよいということを学んだので、少し勉強しましてそのようにしております。 「御侍史」ですとか、「...

随想「メリットデメリット」

今回も合氣道に限らない話ですが、合氣道に寄せてお話しいたします。 合氣道をしておりまして、また指導などもしておりまして、見学・体験の方や他人様から「合氣道って何かいいことあるの?」と聞かれることがやはりあります。 いや、...

随想「素直」

合氣道の上達のために一番大切なものって何でしょう?それは筋力や瞬発力といったフィジカル的要素ではなくて、素直さだと私は思います。 合氣道に初体験にいらした方をイメージして書いてみます。 初体験の方にいきなり派手な技をさせ...

随想「私の性分?」

何度もこの随想で書いていますが、私は工作が大好きです。木工もするし電子工作・電気工作もするし、必要とあらば金属加工もするし、溶接機も欲しいし、なんなら日本刀鍛錬とかもやりたいし、時間があってタダでできるんだったら(←え?...

随想「表と裏」

O⭐︎MO⭐︎TE⭐︎NA⭐︎SI表無し、ならば、裏ばかり?冗談はさておき・・・ 合氣道には各技に表と裏の2種類を型として稽古します。 一般的に、技が直線的に進行し...

随想「受け2」

前回の随想で受けについて書きました。 受けが心得るべきことを書いたのですが、ちょっと詳細な内容にかたよっていたので、補足を書いておこうと思います。 そもそも受けをなぜとるのかということです。 前回、正面打ち一教の受けで背...

随想「受け」

受けについてのアドバイスってあまり聞かないのですが、大切なことだと思っています。今回は、私が受けを取るときに気をつけていること、指導するときに受けの方に説明していることを書いてみようと思います。 正面打ち一教の受けを例に...

随想「稽古着と技」

以前、こことここに、日本の着物文化に関係する随想を書きました。主に、日本の今の着物は武術武道が育まれてきた時代のものとは違っているよね・・・普段の生活で和装するなら、今時の着物は着ていられないよね・・・と、書きました。 ...