星見部に参加して望遠鏡を覗いてもらった方はイメージできると思いますが、今までは経緯台での観望でしたので星が動いて視野から外れてしまうことが常でした。
特に、高倍率になりがちな惑星の観望ではそれが顕著でした。
これは星の日周運動、つまりは地球の自転に拠るもので、自然の動きを体感できるいい現象なのですが、ひとが入れ替わり立ち替わりで覗くのには不便なものでした。
そこで、かねてより計画していた赤道儀を購入したので、早速使ってみました。
やはり、星が逃げないのでじっくり観察ができるのはとても楽チンですね。
そして、カメラやスマホを据えての長時間露光も可能になったので、オリオン大星雲とスバルを撮影してみました。
鏡筒(望遠鏡本体)が写真向けではないので、色がおかしいのはご愛嬌です。
それよりも、図鑑で見たような写真が自分のカメラで撮れたのは感無量と言ったところでした。
今の時期、夜の屋外はとんでもなく寒いので、観望会を躊躇しておりますが、機会があればぜひどうぞ。