随想「表と裏」

O⭐︎MO⭐︎TE⭐︎NA⭐︎SI
表無し、ならば、裏ばかり?
冗談はさておき・・・

合氣道には各技に表と裏の2種類を型として稽古します。

一般的に、技が直線的に進行して自分が前に前に進むのを「表」、転換などで相手の裏に回り込み、相手の勢いを殺さないようにするのが「裏」とされます。

先述の、技の見た目の違いで表裏が異なるだけなのか?
古武術の表の稽古と裏の稽古のように、そもそも稽古段階が違うのか?

もしも後者なら、少年部や初段未満の方に裏の技をしてもらうのは不適なのか??

表裏以前に、開祖ご存命の頃は、各技には正式に名前すらなかったといいます。技に名前をつけるのを嫌った開祖の技を、一般に広めていくために分類して体型立てた際に、それぞれの技に名前が付けられたと聞きます。
表裏もその頃に決められたのでしょうか?

私の勉強不足で、その辺が曖昧です。

これからの研究課題にしようと思っています。というか、自分の中の長年の謎であります。