今年ももう4月ですね。早い〜!
巳年は「復活・再生・転機」などがイメージの年と言われているそうで、新しいことにチャレンジしましょう!と、門人にも伝えつつ、自分は新しい工作を始めていました。(細かく言うと昨年末あたりから)
今回作ったのは「クラシックギター」です。
学生時代からクラシックギターを弾いていて、ここのところご無沙汰だったのを、昨年夏頃再開しました。
使っているギターが学生時代の頃に買った、当時15万程度(今では20万程度)の中級機だったので、そろそろもうちょっといいギターが欲しいなあと思っていました。
しかし、今のものを超えるギターは、もう手工品と言われる、職人さんが一本ずつ手作りしていく領域のものになり、最低でも40万円スタートになりますので、おいそれと買えません。
現物を見たり試したりする場所も限られますしね。
調べてみると、どうも塗装だけでも音が相当変わるそうです。
量産機はウレタン塗装ですが、手工品は低くてもラッカー塗装、ある程度以上はセラック塗装という、伝統的な塗装です。
詳しい違いは省きますが、このセラック塗装は一度スピーカー作りをした時に試したことがありました。
それなら、今のギターのウレタン塗装を剥いで、セラック塗装してみようかな・・・
と思ってサンダーなどを用意しているうちに、「自分の持っている大工道具にちょっと工具を足せば、まるまる作れるじゃないか」と気づいてしまったのです。
素材も販売しているネット店があることがわかっていたので、それならと作り始めたわけです。
それが2025年の12月ごろでした。
そこから素材を買い、工具を買い、部屋を一つ木工室にしてしまって(なんですと!)、3月中頃に完成しました。
それが下の写真のものです。

こうした工作につきものですが、ジグ(綺麗に作るための補助具)を作るのが大変で、工作時間の半分以上はジグ作りだった気がします。(と言うことは、今後作るときは半分くらいの期間で作れるはず)
工作はいいですね。
加工している間は無心になれますし、ものが形になっていくのはとても楽しいです。
そして何より、「作ったことのない自分から、作ったことのある自分・作れる自分に生まれ変わる」ことができるのが何とも言えません。
上手になっていけば、「ここの加工精度が低い自分から精度の高い自分」に変われます。
人は変わることができます。
それは性格だとかなんだとか大袈裟なことではありません。
工作でも感じることができるし、普段の生活でも感じることができるはずです。
人は変われる。変われることを持って人たり得る。そんなふうにも捉えられるかもしれません。
とかなんとか言いながら「何やってるんだ自分」と、唖然とした気持ちもあります(人ごと
ちなみに音ですが、20万の普及機よりいい音がしていて、それもまた驚きです。
早く2号機が作りたい!!
